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六月の花嫁
2013.06.28 04:51
去年に引き続き…
海ちゃんの将来の夢が「およめさん」なのがいけない
可愛すぎていけない
三人の中で一番現実的な女子中学生ぽいのに、およめさんとか…とか…!!
というわけでつづきにらくがき文字。
『ずっと、私の傍にいて欲しい。ウミ…私のオヨメサンになって、くれないか?』
今となってはもう、何の話をしていてそんな事を言われたのか思い出せない。
それくらい私が想像もしていなかった言葉をクレフは、くれた。
びっくりして、嬉しくて私はしばらくその場でただただ泣いてしまった。
そんな私をクレフは優しく抱きしめてくれた。
優しく優しく、髪を、背中を…涙が止まるまでずっと撫でてくれた。
返事をしようにも言葉が出てこなくて、頷くのが精一杯だった。
それからは、怒涛の日々だった。
東京での生活に区切りをつける為、仕事の引き継ぎや家の整理だけでも目が回る程に忙しいのに
セフィーロでは私たちの結婚式の 準備。
更にクレフが私と暮らす為に城の外へ家を作ると言いだして、必要な物を伝えるのにとても苦労した。
そんな日々の中、東京の部屋の片づけをしていた私はパパとママに突然「ちょっとだけ付き合って欲しい」と声をかけられた。
忙しいのは勿論だったけど、断るなんて選択肢は欠片もなかった。
何しろもうすぐ家を出てしまうのだ。
二人が今まで私にかけてくれた愛情をほとんど返すことも出来ていないのに…
だから、せめて東京にいる間は二人と一緒に過ごしたかった。
思った以上にこちらの整理が進まないのは、そう考えていてもなかなかその時間が取れていなかったからかもしれない。
傍目に見ても呆れるくらいに愛し合っていてお互いが大事な両親だけど、同じく らい私にも愛情を注いでくれた。
そしてそれは私がこの世界からいなくなっても、きっとずっと変わらないんだろうと思う。
だから例え私がセフィーロへ行かなかったとしても、私が二人にもらった愛情の貯金を返す事は出来ないのだと、改めて思い知った。
呼ばれるままに居間に降りると、そこには真っ白なウエディングドレス。
幼い頃に何度も見せてもらった二人の結婚式の写真に写っているものだった。
『ねえ、海ちゃん…これちょっと着て見せてくれない?』
それは物心つく頃から、とてもとても大事にしまってあった。
私がどんなに『着てみたい!』と駄々を捏ねても、
『大きくなって海ちゃんが大好きな人の所にお嫁に行く時にね』と触らせてもくれなかった程に…
促されるままに着てみると、まるで私に誂えた様にサイズもぴったりだった。
ドレスを着て二人の前に立った私をみて、両親は号泣しそれにつられて私も泣いてしまった。
本番さながらに、「今まで本当にありがとう」と伝えると二人は泣きながら私を抱きしめてくれたのだった。
ひとしきり泣いた後、私は最後になるかも知れない二人へのお願いを口にした。
『ねえママ、パパ…このドレス、しばらく借りてもいいかしら?』
***
コンコン
優しく扉を叩く音が響く。
『ウミ、準備はどう…』
普段よりずっと重そうな装飾が施されたローブを身に纏った大好きな人が扉から顔を覗かせたと思ったら、
その後の言葉を紡ぐことを忘れた様に、 私を見つめていた。
『そんなに見つめないでよ…照れちゃうわ』
ママに借りたドレスと、クレフがそれに合う様にと用意してくれた宝石を身につけた私。
本当はクレフの衣装に合うようにとセフィーロのドレスが準備されていた。
「無理なら写真だけでもいいから」と言った私の案は早々に却下され
「式はごく親しい人たちだけであげるものだから問題ない」とクレフは私がママのドレスを着れる様に必要な物を揃えてくれたのだった。
おかげで無事私は今日この日にママのドレスを着る事が出来た。
『いや、すまん…。だが、よく似合っている』
ふわりと微笑まれて褒められて、気恥ずかしくて一言返すのが精一杯だった。
『ありがとう…』
『そろそろ、良いか? 皆が待っている』
私にすっと手を差し出す。
でも私はその手をすぐには取れない。
伝えたい事が、あった。
『ねえ、クレフひとつだけ…式の前にいいかしら?』
用意してもらった水色を基調にしたブーケをぎゅうと握る。
『どうした?』
不思議そうに私に向き直り、少しだけ緊張した様な声色が響く。
少し俯いていた顔をあげ、ひとつ深呼吸。
まっすぐにクレフの空色の瞳を見つめて…
『わたしをクレフのお嫁さんに、してください』
一瞬の沈黙の後、クレフは中途半端に差し出していたその手で、ぐいと私を引き寄せた。
『……まったく、なにを言うかと思えば…
この後に及んで、やっぱりダメとでも言われるのかと…』
安堵のため息と一緒に 、手に触れるだけの口づけが落とされる。
『だって、ずっと言いたかったの。クレフの言葉に頷くだけじゃなくて…
私の言葉でクレフに言いたかったの』
触れられているその手を、逆に私が握り返すように触れる。
まだまだ未熟な私だけど、
クレフに手を引かれるばかりじゃなくて
一緒に歩いていきたい。
『まあ、ダメだと言ってもこの手を離す気はなかったがな』
『私だって、クレフが嫌だって言ってもずっと一緒にいるんだから!』
お互いに手を繋いで支え合う
パパとママみたいな二人にクレフとなら、なれると信じているから…
**********************************************
Sweet Heart と同一世界なイメージで。
ああ、ジューンブライドだーと思ってたら急に
「わたしをクレフのお嫁さんに、してください」
ってクレフさんに言う海ちゃん可愛いとか思って。
でも海ちゃんから言うのは全然イメージじゃないとかやっぱりクレフさんからプロポーズしてほしいとか思ってこんな話に…
相変わらずワンパターンというかぐだぐだというかな感じですけど
クレ海早く結婚しろって日々思っていますのでいつもこんなですみません。
絵もかきたかったけど、らくがきだけで終わってしまった。
ついったにはあげたけどやっぱりらくがきすぎたのでこっちは自重…
海ちゃんの将来の夢が「およめさん」なのがいけない
可愛すぎていけない
三人の中で一番現実的な女子中学生ぽいのに、およめさんとか…とか…!!
というわけでつづきにらくがき文字。
『ずっと、私の傍にいて欲しい。ウミ…私のオヨメサンになって、くれないか?』
今となってはもう、何の話をしていてそんな事を言われたのか思い出せない。
それくらい私が想像もしていなかった言葉をクレフは、くれた。
びっくりして、嬉しくて私はしばらくその場でただただ泣いてしまった。
そんな私をクレフは優しく抱きしめてくれた。
優しく優しく、髪を、背中を…涙が止まるまでずっと撫でてくれた。
返事をしようにも言葉が出てこなくて、頷くのが精一杯だった。
それからは、怒涛の日々だった。
東京での生活に区切りをつける為、仕事の引き継ぎや家の整理だけでも目が回る程に忙しいのに
セフィーロでは私たちの結婚式の 準備。
更にクレフが私と暮らす為に城の外へ家を作ると言いだして、必要な物を伝えるのにとても苦労した。
そんな日々の中、東京の部屋の片づけをしていた私はパパとママに突然「ちょっとだけ付き合って欲しい」と声をかけられた。
忙しいのは勿論だったけど、断るなんて選択肢は欠片もなかった。
何しろもうすぐ家を出てしまうのだ。
二人が今まで私にかけてくれた愛情をほとんど返すことも出来ていないのに…
だから、せめて東京にいる間は二人と一緒に過ごしたかった。
思った以上にこちらの整理が進まないのは、そう考えていてもなかなかその時間が取れていなかったからかもしれない。
傍目に見ても呆れるくらいに愛し合っていてお互いが大事な両親だけど、同じく らい私にも愛情を注いでくれた。
そしてそれは私がこの世界からいなくなっても、きっとずっと変わらないんだろうと思う。
だから例え私がセフィーロへ行かなかったとしても、私が二人にもらった愛情の貯金を返す事は出来ないのだと、改めて思い知った。
呼ばれるままに居間に降りると、そこには真っ白なウエディングドレス。
幼い頃に何度も見せてもらった二人の結婚式の写真に写っているものだった。
『ねえ、海ちゃん…これちょっと着て見せてくれない?』
それは物心つく頃から、とてもとても大事にしまってあった。
私がどんなに『着てみたい!』と駄々を捏ねても、
『大きくなって海ちゃんが大好きな人の所にお嫁に行く時にね』と触らせてもくれなかった程に…
促されるままに着てみると、まるで私に誂えた様にサイズもぴったりだった。
ドレスを着て二人の前に立った私をみて、両親は号泣しそれにつられて私も泣いてしまった。
本番さながらに、「今まで本当にありがとう」と伝えると二人は泣きながら私を抱きしめてくれたのだった。
ひとしきり泣いた後、私は最後になるかも知れない二人へのお願いを口にした。
『ねえママ、パパ…このドレス、しばらく借りてもいいかしら?』
***
コンコン
優しく扉を叩く音が響く。
『ウミ、準備はどう…』
普段よりずっと重そうな装飾が施されたローブを身に纏った大好きな人が扉から顔を覗かせたと思ったら、
その後の言葉を紡ぐことを忘れた様に、 私を見つめていた。
『そんなに見つめないでよ…照れちゃうわ』
ママに借りたドレスと、クレフがそれに合う様にと用意してくれた宝石を身につけた私。
本当はクレフの衣装に合うようにとセフィーロのドレスが準備されていた。
「無理なら写真だけでもいいから」と言った私の案は早々に却下され
「式はごく親しい人たちだけであげるものだから問題ない」とクレフは私がママのドレスを着れる様に必要な物を揃えてくれたのだった。
おかげで無事私は今日この日にママのドレスを着る事が出来た。
『いや、すまん…。だが、よく似合っている』
ふわりと微笑まれて褒められて、気恥ずかしくて一言返すのが精一杯だった。
『ありがとう…』
『そろそろ、良いか? 皆が待っている』
私にすっと手を差し出す。
でも私はその手をすぐには取れない。
伝えたい事が、あった。
『ねえ、クレフひとつだけ…式の前にいいかしら?』
用意してもらった水色を基調にしたブーケをぎゅうと握る。
『どうした?』
不思議そうに私に向き直り、少しだけ緊張した様な声色が響く。
少し俯いていた顔をあげ、ひとつ深呼吸。
まっすぐにクレフの空色の瞳を見つめて…
『わたしをクレフのお嫁さんに、してください』
一瞬の沈黙の後、クレフは中途半端に差し出していたその手で、ぐいと私を引き寄せた。
『……まったく、なにを言うかと思えば…
この後に及んで、やっぱりダメとでも言われるのかと…』
安堵のため息と一緒に 、手に触れるだけの口づけが落とされる。
『だって、ずっと言いたかったの。クレフの言葉に頷くだけじゃなくて…
私の言葉でクレフに言いたかったの』
触れられているその手を、逆に私が握り返すように触れる。
まだまだ未熟な私だけど、
クレフに手を引かれるばかりじゃなくて
一緒に歩いていきたい。
『まあ、ダメだと言ってもこの手を離す気はなかったがな』
『私だって、クレフが嫌だって言ってもずっと一緒にいるんだから!』
お互いに手を繋いで支え合う
パパとママみたいな二人にクレフとなら、なれると信じているから…
**********************************************
Sweet Heart と同一世界なイメージで。
ああ、ジューンブライドだーと思ってたら急に
「わたしをクレフのお嫁さんに、してください」
ってクレフさんに言う海ちゃん可愛いとか思って。
でも海ちゃんから言うのは全然イメージじゃないとかやっぱりクレフさんからプロポーズしてほしいとか思ってこんな話に…
相変わらずワンパターンというかぐだぐだというかな感じですけど
クレ海早く結婚しろって日々思っていますのでいつもこんなですみません。
絵もかきたかったけど、らくがきだけで終わってしまった。
ついったにはあげたけどやっぱりらくがきすぎたのでこっちは自重…
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